「帰納法の三大チェックポイント」シリーズ、
第三のチェックポイントの「因果のとり違い」を見てきました。
第三のチェックポイントの「因果のとり違い」を見てきました。
目次
第7回 ロジカルシンキングというか…系で言えば「天然ボケ」の因果のとり違い
「スイーツの会社って、食育に取り組んでるんだねぇ」という、
第7回 ロジカルシンキングというか…系で言えば「天然ボケ」の因果のとり違い
で取り上げた、天然ボケ系の方向が違う意見もありました。
「論理的な正しさを持ってどこまで言えるか」というよりも、
理屈としては正しいんだけど、方向性がちがくないかい?というものでしたね。
第8回 意外と見落とすロジカルシンキング因果の三角関係
また、
「スキャンダル」という第三因子によって説明される、
相関関係はあるけれど因果関係はないという、
第8回 意外と見落とすロジカルシンキング因果の三角関係
で取り上げた罠もありました。
隠れた因子である「第三因子」という<ファクター>が、
第一因子と第二因子の間に因果関係が
あるかのように見せていることになるというものでしたね。
第11回 言われてみればサルでも分かるロジカルシンキング「因果の逆転」
そして、因果を逆転させることで、
そもそも最初に言いたかったことと全く違う結論になってしまうこともある、という例を
第11回 言われてみればサルでも分かるロジカルシンキング「因果の逆転」
で確認してきましたね。
まとめるならば、
帰納法の三大チェックポイント
i) 過度の一般化
ii) ゆるい共通項
iii) 因果関係のとり違い
・方向違い (天然ボケ)
・第三因子
・因果の逆転
となります。
一見、ロジカルシンキングを使いこなしているようで
実は方向違いをしていてツッコミドコロ満載になっていたり、
第三因子の罠にハマっていたり、
因果の逆転の気付かずに矛盾しているビジネスマンは多いものです。
そんな痛いビジネスマンにならないように
自己チェックしていきましょう。
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