「論理的なコミュニケーションのファイブ・トリプル」、つまり
5つの「三大チェックポイント」から、「帰納法の三大チェック
ポイント」シリーズの始まりです。
5つの「三大チェックポイント」から、「帰納法の三大チェック
ポイント」シリーズの始まりです。
ロジカルシンキングの5つの「三大チェックポイント」って何だっけ…
そもそも5つの「三大チェックポイント」って何だっけ…
という方のために復習しておきましょう。
a) 演繹法の三大チェックポイント
b) 帰納法の三大チェックポイント
c) 事実の三大チェックポイント
d) 枠組みの三大チェックポイント
e) メッセージの三大チェックポイント
というものでしたね。
今回からはこの中の
b) 帰納法の三大チェックポイントについて
勉強していきましょう。
ロジカルシンキングにおける帰納法とは
まずは、そもそも帰納法とは何ぞやというところから
スタートしましょう。
「演繹法」と並べてみると違いが良く分かるかと思います。
【演繹法】
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ソクラテスは人間である
人間は必ず死ぬ
ソクラテスは必ず死ぬ
------------------
【帰納法】
------------------
ソクラテスという人間は死んだ
プラトンという人間も死んだ
アリストテレスという人間も死んだ
よって
人間は必ず死ぬ
------------------
ロジカルシンキングでの帰納法と演繹法の違いは?
演繹法は、絶対真理の「ルール」(この場合は、「人間は必ず死ぬ」)に
基づいて結論が導き出されています。
それに対して帰納法は、「あれも、これも、それも」という実例を並べて、
共通項を結論として導きだしているところに違いがあります。
それぞれ結論を導くための方法なのですが
実際にビジネスで活用する場合には注意が必要です。
どんな点に注意が必要なのかは次回から確認していきましょう。
そう、「三大チェックポイント」の活用です。
舞台は、「株式会社スロービズ」の新規ビジネス立案プロジェクトチームです。
お楽しみに!
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