夏の風物詩として定着している甲子園での高校野球ですが、最近は「あんなの止めてしまえ!」との声も聞かれるそうですね。
理由としては、
- 熱中症の危険がある
- 連投するピッチャーの負荷が高い
- 本拠地を使われるプロ野球の阪神の負担が大きい
などなど。
一方で、
- 野球はベンチで休める時間があるので熱中症の危険は少ない
- 高校球児は甲子園を生涯のハイライトとして楽しんでいる
- 一大イベントとして成立しているものを変えるのは困難だ
などから現状の甲子園スタイルを擁護する人もいます。
ネット上でも様々な方が意見を述べていますが、どうも感情的になりがちで罵詈雑言の応酬で、なんとも残念な状況になってしまっています。
私は個人的には、高校球児の心身を一番に考えてあげるべきだと思うので、今の開催方法はちょっと心配。
なので、みんなで知恵を出しあって、もっと良い解決策にたどりついて欲しいと思っているんですが…
それこそ世代も違えば価値観も違う人がおおぜい関係してくるので、単に「知恵を出し合う」というだけではうまくいかないんでしょうね。
ただ、ロジカルに問題解決をするコンサルタントの世界ではそんな時に使える方法論があって、それが「論点を整理する枠組み」だそうです。
あるいは「フレームワーク思考」と言ったほうが、このメルマガ読者には馴染みやすいかもしれませんね。
一見複雑そうな甲子園の問題も、一つ一つ見ていけばイエスかノーかで答えられる論点に還元できます。これをフレームワークで整理して、そのうえで、できるだけ多くの人の意見を盛り込んだ解決策を立案するのが問題解決の基本だそうです。
…って考えると、「甲子園問題」に似たような話は会社の中でもよくあることに気づきました。
社内でも、やっぱり関係者が増えてくると、なかなか意見がまとまらないじゃないですか?部署間の対立もあったりして。
そんな時にも使える「フレームワーク思考」が学べるのが、今募集中のロジカルシンキング・セミナーです。
9月から年末にかけては、予算の策定などで仕事が忙しくなってくる人も多いでしょう。そういう時こそ、関係者の意見の調整が必要になって来ますから、ぜひこの勉強会で身につく「フレームワーク思考」で乗り切ってください。
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