ブログとか読んでると、変な日本語に出くわして思わずクスッと笑ってしまうことってありません?

誤字や誤変換だけでなく、

 それ、本来の意味と違ってますから!

というのも多いもの。

一方で、

 はぁ~、この人、文章うまいわ

と感心することしきりのブログもあって、その違いは何だろう…

と考えた時に読んでおきたいのがこちら。

本多 勝一著、日本語の作文技術

名著です。古典です。何らかの形で文章を書く人なら、一度は目を通しておかないとモグリです。

ついついやってしまうような分かりにくい文章の直し方を教えてくれるところはほんとうに懇切丁寧で、たとえば、

チリ美人は、アルゼンチンの肉をたっぷり食べているセニョリータにくらべると、ぐっと小柄である。(「女ばかり南米大陸をゆく」読売新聞社)

は、肉を食べてるのは誰だか分かりませんよね?チリ美人なのか、アルゼンチン人なのか、はたまた第三者なのか。

これを、

肉をたっぷり食べているアルゼンチンのセニョリータにくらべると、チリ美人はぐっと小柄である。

と直せばいいんだよ、というのは、なるほど、その通り。使っている言葉は変わらなくても、並べる順序と句読点の打ち方を変えるだけで、これだけ違うんですね。

他にも参考になるポイントばかりですので、ぜひぜひ手に取っていただきたい一冊です。

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