さあ、今回から新シリーズ、
「事実の三大チェックポイント」のはじまりです。
新しい話のようですが、
「演繹法の三大チェックポイント」、「帰納法の三大チェックポイント」と
全く別の話題になるわけではありません。
ロジカルシンキング五つの三大チェックポイント
というのも、
「事実の三大チェックポイント」
「演繹法の三大チェックポイント」
「帰納法の三大チェックポイント」
このどれもが「論理的なコミュニケーションのファイブ・トリプル」、
つまり、五つの三大チェックポイントの中に入っているからです。
そう、
a) 演繹法の三大チェックポイント
b) 帰納法の三大チェックポイント
c) 事実の三大チェックポイント
d) 枠組みの三大チェックポイント
e) メッセージの三大チェックポイント
と言うものでしたね。
今回は、
c) 事実の三大チェックポイント
を扱うシリーズです。
ロジカルシンキングの基本から見ると…
もしくは、論理的なコミュニケーションの基本である、
「主張と根拠を分ける」という観点で整理すると、
「主張」(ポイント:P)
↑ ←a)演繹法、b)帰納法
「根拠」(グラウンド:G) ←c) 事実
となり、「演繹法」、「帰納法」が
主張と根拠の間の関係をチェックしているのに対し、
「事実」は根拠にフォーカスをあてていると言えるでしょう。
ロジカルシンキング「事実の三大チェックポイント」とは
具体的には、
「事実の三大チェックポイント」には
i) 事実の誤認
ii) 事実の読み違え
iii) 不適切なサンプリング
の3つがあります。
ロジカルシンキングにおける事実の誤認
「事実の三大チェックポイント」の1つ目、事実の誤認から。
これは、ちょっとした事件を例に考えてみることにします。
以前、大行列している銀行のATMの列に
シレっと割り込んできたアンポンタンがいました。
「ちょっと!並んでますよ!割り込まないでください!!」
とビシッと言ってやりましたよ。
周りの人もみんなスカっとしたハズだと思いきや
どうなったのかというと…
「事実の三大チェックポイント」の1つ目、事実の誤認
という観点から想像してみてください。
続きは次回。
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