上司からの指示にガッカリする部下

先日スター○ックスで一息ついていたとき、隣に座ったのは上司と部下と思われる二人連れ。

なにやら、お客様への商談のあとの振り返りをしているらしいのですが、何ともかみ合わない会話をしてました。

 上司 「だから、お客様にはもっと分かりやすく説明しないとダメだって」

 部下 「出来るだけ詳しく説明にしたつもりだったんですけど…」

 上司 「詳しいかどうかよりも、『ロジック』だよ。論理的に説明しないと分からないって」

 部下 「…」

部下にしてみたら、具体的にどうするかの話がなかったのがガッカリだったようでした。

そばで聞いてた私は、

 「それは『型』がないからですよ!」

なんて思わずツッコミを入れたくなりましたが、上司はせっかく堺雅人さん風のイケメンだったのにガッカリで、それどころではありませんでした。
(↑大きなお世話)

ビジネスで大事なロジカルシンキングという「型」

でも、ビジネスではお客様との商談に限らず、「型」が重要なのは本当。

私もそうだったんですが、たとえば電話対応のときなんかも昔はアタフタしてしたのですが、「イエス、But…」という「型」を覚えてからずいぶんと楽になりましたね。

ちなみに、この「型」というのは、ロジカルなコミュニケーションにもあてはまるようで、慣れている人は上手に使っているみたいです。

私も、論理的にテキパキ話せる人はよっぽど頭の回転が速いと思っていたのですが、 「そんなことないって(笑)」とロジカルシンキング・カレッジ代表の木田先生には一笑されてしまいました。単に「型」を使っているから
頭の回転が速く見えるだけだそうです。

そんなものかなーと半信半疑だったのですが、詳しく聞くと「そうかも…」と思えてきて、とくに「型があると人の話も上手に聞ける」というところは大納得でした。

言われてみれば、最初に紹介した堺雅人風の上司も「聞く力」が足りなかったんですものね。

そんな木田先生の主催する今度の勉強会は、きっと「聞く力」にも役だつハズ。

論理的にテキパキと話すことを目指す人はもちろん、部下や同僚の話を聞いてまとめ役になりたい人もぜひチェックしてみてください。

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