勉強会やセミナーの講師の人でも、「あちゃ~」と思うことってあるそうですね。

時には調子が悪かったり、会場のリアクションが今イチだったり。

そして、なんといっても一番困るのが、「勘違いしてしまう参加者」だそうです。

と言う経験を持つのが、ロジカルシンキング・カレッジ代表の木田知廣。

以前は国内有名ビジネススクールでも論理思考の教鞭をとっていたのですが、教え子が「論理があれば、何でもできる!」と勘違いしてしまった時には強く「あちゃ~」と思ったそうです。

私たちの周りにもそういう人はいて、なんとなく想像つきます。

「イシューは…!」、「ロジックが…」とか、コンサルタントを気取ってカタカナ言葉を使っているわりには、実は空回りして浮いている人。

たしかに、自分の教え子がそんなことをしていたら、講師としては恥ずかしいのかもしれません。

そんな人に、「論理は大事だけど、それだけじゃダメ」というのを伝えたい…それが木田の教えるセミナーの「根っこ」になってるとか。

とくに、

  • 部下や後輩を引っぱって、組織として一つの方向性に向かわせたい人
  • 部門横断的な仕事で、難しい利害の調整が必要とされる人
  • 社外に対してもオピニオンリーダー的な位置づけで情報発信する人

にはお勧めです。

ちなみに、「論理思考オタク」になってしまった人に「あちゃ~」と感じるのは、実は木田自身が過去にそういう失敗をしてしまったから、余計にそう思うそうです。

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