ロジカルシンキングの力を、ハーバード大学のようなエリート校で学んでいる人は持っているの?と思ったときにチェックしたいのがこちらの本。

狩野 みき著、世界のエリートが学んできた「自分で考える力」の授業

●自分の意見のつくり方3ステップ
1. <あること>について自分はどれだけ理解しているのか、確認する
2. <あること>について理解できていないことは何かを把握し、「理解できていないこと」を解決するために調べる
3. 自分の意見を持つ

→このプロセスそのものが難しい。これができる人は、この本を読む必要がない

●自問して、根拠を考える
朝出かける前に、なぜこのシャツを着るの?、珈琲店で、なぜアイスコーヒーにするの?

→好き嫌いをなぜ?で問いかけても根拠はでてこない

●Ron Ritchart、Making Thinking Visible
信号色のマーカーを使った色分け方

●よい質問のポイント、12ヶ条
1. いつ、どこで、誰が、何を、どのように
2. なんのために?、なぜそういえるの?
3. 情報にツッコミを入れる
4. 必然性を問う
5. データなどの正当性・妥当性を疑う
6. あいまいな言葉をチェックする
7. 似て非なるものを引き合いに出す
8. 物事の両面を確認する
9. きっかけ・起源について尋ねる
10. なぜ「今」なのか、を問う
11. 長期的な展望について聞く
12. インタビュワーになったつもりで、背景を尋ねる

●先を予測する4つの手順
1. 「現実のものとなったら何が起きるか」シナリオを作る
2. 手を打つべきこととはないか、考える
3. その行動は実行可能なのか、考える
4. その行動は今しておく必要があるのか、考える

●A4・1枚でできるよりよい決断をするための思考プロセス
1. 決断しかねている「行動」を肯定文で書く
2. なぜその行動を起こしたいのか、目的を明確に書く
3. その目的を達成するためにはどんな手段があるか、を書き出す
4. それぞれの手段がもたらしうる未来を予測し、うまくいった場合といかなかった場合のシナリオを書き出す

→ロジックツリーは使っていない

●意見を交換する14のルール
1. この世に絶対的な正しい意見などない、と心得る
2. 相手にとってわかりやすい言葉と流れで
3. これから話す内容の「マップ」を示す
4. 大事な箇所は表現を変えながらくり返して
5. 断定的な口調は避けて
6. 反論=人格否定ではない
7. NOは相手からの「質問」だと思おう
8. 相手の話をさえぎらない
9. 「わかったつもり」はNG
10. 相手の意見の丸呑みは「尊重」ではない
11. 相手のペースにのまれないで
12. 根拠を聞こう、口に出そう
13. 知ったかぶりをしない
14. 反対するなら代替案を

前ページ
高杉 尚孝著、論理表現力-ロジカル・シンキング&ライティングを読む
次ページ
安宅 和人著、イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」を読む
 
  世界で通じるロジカルシンキングのページに戻る