ロジカル・ライティングの本はいろいろありますが、この本はタイトルにもあるとおり技術者向けになっています。そのせいか、「コミュニケーション仕様定義書」など、ちょっと変わったキーワードの説明になっています。ただ、内容的には、技術者に限らず参考になるところがあるのではないでしょうか。

山崎政志著、技術者のための わかりやすく書く技術 ロジカル・ライティング1週間講座

●コミュニケーション仕様定義書
1.ビジネス目的
2.コミュニケーション目的
3.文書タイトル
4.発信者
5.受信者
6.受信者のバックグラウンド
7.伝達タイミング
8.動機づけ要素
-向上心、興味、使命感 (マズローの生理的欲求と安定の欲求に該当)
-ルール、慣習、マナー (マズローの親和の欲求に該当)
-不安感、損得、利便性 (マズローの自尊の欲求と自己実現の欲求に該当)
9.行動内容

●ビジネスで使う文書の基本形
a 前付
1.文書番号
2.発信日付
3.受信者名
4.写しの送付先
5.発信者名
b 本文
6.標題
7.頭語
8.前文
9.主文
10.文末
11.結語
c 付記
12.別記
13.副文
14.添付物
15.文書の終わり
16.担当者名
17.連絡先

●デルファイ法
複数の専門家の意見をまとめて予測を行う未来予測技法のひとつ
米国ランド社が開発
多数の人に同一内容のアンケートを数回繰り返し、意見を収斂させる

●報告書の構造の二つの方
-原因対策型
-調査研究型

●会議の4種類
a.決定会議
b.伝達会議
c.調整会議
d.アイデア創出会議

【目次】
1日目 コミュニケーション手段としての文書
2日目 相手を動かすためには何が必要か
3日目 理解しやすい文書とはどんな文書か
4日目 読みやすく、わかりやすくする方法
5日目 相手を動かす提案書の書き方
6日目 相手の役に立つ報告書の書き方
7日目 会議文書の書き方とこれだけは知っておきたい文書ルール

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