「ロジカルシンキングを使った問題解決」と聞くと、なにやら難しそうに聞こえてしまうこともあるでしょう。

でも、そんなことはなくて、たった二つの質問さえマスターできればいいんだよ、と言うのがこの本。

諏訪 良武 著、たった2つの質問だけ! いちばんシンプルな問題解決の方法―「タテの質問」で掘り下げ、「ヨコの質問」で全体像をあぶり出す

【コンテンツ面でのポイント】
●真犯人は、ひっそりと容疑者たちの陰に隠れている!?
※評者注。「真犯人」と言うキーワードは、組織の問題を解決する際には使わない方がベターです。

●深掘りするだけでは、複雑な問題は解決できない
 「なぜなぜ5回」は…さまざまな原因が絡み合っている問題には…力を発揮できません

●タテxヨコの問題解決法
1. 「タテの質問」は解決策が見えてくるまでくり返す
2. 解決策が見える原因が見つかったら「ヨコの質問」をする
3. 8割方解決策が見えたら、その一つ上の質問に戻る

●「原因抽出チェックリスト」
顧客満足・従業員満足、戦略・方針、営業、プロセス、人材育成、製品、製産の7分野29項目

【マーケティング面でのポイント】
●著者はワクコンサルティング

●編集者はダイヤモンド社の久我茂氏

●表紙でなんの本か説明
 「たった二つの質問だけ!」
 「タテの質問で掘り下げ、ヨコの質問で全体像をあぶり出す

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